小ねじ、タッピンねじ、建築用装用ねじ〜「ねじ」を使い慣れた方に〜 小ねじも適正締付けしないと危険です。ねじ締結を重結合と軽結合に分類すると、小ねじを使う場合はたいてい軽結合です。したがって、小ねじは強度区分4.6か4.8が一般的です。耐えられる締付け強さの限界は、六角穴付きボルトのおよそ1/4です。強く締め過ぎると「ねじ」が伸びてねじゆるみが起きやすくなります。もちろん、締付けが弱すぎてもすぐにゆるみは緩んでしまいます。適正締付けの項をよくお読みになって、ちゃんと締付けて下さい。 周辺部品の精度・強度に配慮して下さい。呼び径3mm(M3)の小ねじをごく普通に締めても、およそ100kgfの力で締付けることができます。大人の男性の体重のおよそ1.5倍に相当します。周辺部品の精度が良くないと、部品が弾性変形して組立てられる製品の形状精度や性能に影響します。また、周辺部品の強度が低いと塑性変形して、ねじのゆるみの原因になります。わずかな塑性変形でもねじは緩んでしまいます。 十字穴に合ったねじ回し(ビット)をご利用下さい。ねじ用十字穴は、2×5+1の11種類あります。大別すると従来、わが国で普通に使われていたH形(フィリップス形ともいう)と時計や眼鏡などの使う小さいねじ用のS形があります。ヨーロッパで普及したZ形(ポジドライブともいう)も輸入機器に使われていることがあります。十字の大きさはS形の1種類ですが、あとの2つのタイプの十字は大きさに5種類のランクがあります。ねじ回しの場合、大は小を兼ねることはできませんが、小は無理をすれば大を兼ねることができます。 ●建築内装用などのねじ締め作業で、「ねじ」を口に含むようなことは絶対にしないで下さい。 〜ねじの安全使用取扱説明〜
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