「ねじ」の接着剤系ゆるみ止めかゆくなることもあるよ! 〜ねじゆるみで困った経験のある方に 〜 「ねじ」に接着剤系のゆるみ止めをお使いになるケースが多くなっています。 「ねじ」のゆるみ止めとして前処理をきちんとやってください。おねじ・めねじとも表面は清浄でなければ、効果が低下します。油や溶剤、ゴミ、水分などを除いてからお使い下さい。また、おねじ・めねじの片方でも、ステンレス鋼のときは特殊な前処理をしないと役割を果たさないことがあります。 プラスチックには適していません。嫌気性の接着剤と溶剤タイプの接着剤を利用したゆるみ止めは、おねじが金属でもめねじがプラスチックの場合は、たいてい効果を発揮しません。それだけでなく、接着剤が周辺のプラスチックを劣化させ、破損にいたることすらあります。プラスチック製品の組立てには、接着剤系のゆるみ止めは使わない方が無難です。 再使用しないで下さい。ねじ面に接着剤塗布して締付けて、硬化させてから緩めると、ねじ面に接着剤が強固に付着しています。このまま、もう一度締付けようとしても、「ねじ」の締付け性能は格段に低下しています。硬化した接着剤を完全に除去するか、あたらしい「ねじ」をお使いになるかして下さい。 容器に入った液状接着剤をお求めのときは・・・説明書・警告表示がついています。容器に貼り付けられているラベルとか、包装の中に入っている説明書・警告表示を必ずお読みになってからご使用下さい。 硬化速度の早い、いわゆる「瞬間接着剤」などをお使いのときは、目や口に入ったり、指先や肌についたりすると、危険な場合があります。直接触れてもあまり危険でないとしても、有機溶剤を含むものもあり、かぶれてかゆくなったり、気分が悪くなったりすることがあります。これは、ご利用になる人の体質によって影響の差はありますが、体に良いものではありません。直接触れないようにして、換気のよいところでお使い下さい。 予塗布(プリコート)した「ねじ」をお使いになるときは・・・予塗布にて、長期間経過した「ねじ」は使わないで下さい。塗布した接着剤がすでに硬化している場合があります。また、「ねじ」の締付け性能が低下し、締付けトルクを与えても、締まらなくなっています。保障期間をお確かめ下さい。 〜ねじの安全使用取扱説明〜
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