MACHINE KEY

沈みキー　日本工業規格 JIS B 1301-1976
用途
  • 沈みキーはキーの中でも特に大きなねじりモーメントを伝達するのに適しており、軸とボスの両方にキーみぞを切り、その溝に打ち込んだり、はめこんだりするものです。用途により打ち込みキー(driving key)と植え込みキー(set key)に大別されます。
種類
  • 種類には形状、精度的に分けて平行キー、こう配キーおよび頭付けこう配キー(頭付キー)の三種類に分かれます。
半月キー　日本工業規格 JIS B 1302-1976
用途
  • 半月キーは半月型をした植え込みキーの１種で軸側のキーみぞを円弧状に掘り込み、そこにキーをはめこんでボス側をいれて使用し、工作機械のハンドル車取付け軸、自動車のファン軸、発動機の回転軸などによくみられます。
    このキーの特長として、キーみぞ加工が容易であり、取り付け・取外しが簡単です。
種類
  • 半月キーの種類は形状・精度によりA種およびB種の２種類に大別されます。
滑りキー 　日本工業規格 JIS B 1303-1976
用途
  • 滑りキーは軸上をボスが軸方向に動くときに用いられるキーで、一般の機械用として、広い範囲にわたって用いられているものです。形状から見れば、沈みキーの平行キーと同じですがキーみぞの寸法許容差によって、平行キーは固定用のキーとして使われますが滑りキーは、移動用のキーとして用いられるものです。
種類
  • 滑りキーには固定用のねじのあるものとないものとがあります。

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