コムウエル・フジサワ   〜 ねじについて 〜

 ? ねじの使われ方 backmailhome

 

ねじの使われ方は多種多様ですが、一般的には次のものがあげられます。

●締結用ねじ
  機械または構造物の部分と部分、または本体と部分とを結合するねじで、主としてメートルねじが用いられ、小ねじ、六角ボルト、六角ナットなどのねじ部品の形で利用されます。この場合には、締付けによる軸力の発生により、強固な結合が見込まれるので、特に締結用ねじと言われます。
●管と管、または機械と管とを継ぐねじ
  液漏れを防ぐため管用テーパねじが用いられます。水道の蛇口のように、締付けた状態で蛇口端が真下を向かなければならないときは、管用平行ねじが用いられますが、この場合はパッキンなどによる漏れ止めが必要です。
●送りねじ
  機械または構造物の部分を本体に対して直線的に移動させるためのねじで、主としてメートル台形ねじが用いられます。工作機械などに用いられるような高い送り精度を必要とする送りねじは、親ねじと言われます。
●微細な位置調節
  例えば、デバイダやコンパスの脚の開きを調節するねじです。
●微小寸法の拡大指示
  精密測定における寸法の拡大機構として使われる、例えば、マイクロメータスピンドルのねじなどです。
●大きな力の発生
  例えば、プレスやバイス(万力)のねじがあります。
●大きな力の発生と位置調節を兼ねる
  例えば、ジャッキや弁開閉用のねじです。
●張力の加減
  例えば、ターンバックルのねじがあります。
●流動体(粉体、粒体、液体など)の輸送
  例えば、スクリューコンベヤです。
●液圧の発生
  例えば、ねじポンプがあげられます。
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