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はアルミナイズド処理ボルトを作る技術です。 アルミ部材との相性が良好で、優れた電食防止システムとして、 ●航空機・潜水艦・船舶などの締め具に ●来る新規アルミボディ車輌用の締結ねじ部品に ●来るデジタル放送用アンテナ部材に ●来る次世代携帯電話用アンテナ部材に ●電波・伝導率優先のアルミ部材用の締結ねじ部品に ●軽量化を図るアルミ部材用の締結ねじ部品に ●公団指定アルミ部材締結用、管取付用U−Bに ●アルミ製ダクトの締結部材用に ●スピーカー・アルミサッシなどの民生品に ●軽量化アルミ製回転ドア部品用に ●塩害地域のアルミ部材用に ●アルミボディの監視カメラ用に ●グリーン調達用に ●ROHS規制対応(最新オフィシャルジャーナル変更) ●インターテックテスティングサービスにてテスト済 など幅広く利用されています。 Gコートの右記の特性をご理解していただければ、貴社の技術開発に組み込む必要のある 「優れた電食防止システム」と確信されるものです。電食防止効果により、締結部材のメンテナンスも楽々と確実に行えます。 |
<採用事例> ●深海救難艇(DSRV) ●アルミ車両(東京メトロ、都営地下鉄、仙台地下鉄、シンガポール地下鉄、京阪急行、近畿日本鉄道、京阪電鉄、山陽電鉄、北神急行) ●アルミ船 ●アルミ製プロペラ ●アルミ製スピーカー ●アルミサッシ ●船舶用アルミ製窓枠 ●アルミ被覆ネット ●アルミ製水式織機(ウォータージェットルーム) ●海水ポンプ ●漁業機器 ●アルミ製船舶擬装品 ●魚雷処分具 |
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◆ 三笠公園(20年以上前に施工)本体及び相手にサビ・電食は発生していません。 | ||
塩水噴霧試験 | ||
<試験結果へ> | ||
A.一ヵ月後の外観状況 | ||
アルミブスバーとアルミブスバーの組合せ |
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B.三ヵ月後の外観状況(解体前) | ||
Gコート処理ボルト | SUS無処理ボルト | 溶融亜鉛メッキボルト |
C.解体後 <試験結果へ> |
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Gコート処理ボルトで固定 | SUS無処理ボルトで固定 | 溶融亜鉛メッキボルトで固定 |
上部3つの試験結果すべて、Al(リットル)部の断面状況(×37.5):アルミブスバーとアルミブスバーの組合せ | ||
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解体前の外観状況
(画像へ) 1ヵ月後と3ヵ月後の外観状況を示します。 Aに示すように塩水噴霧1ヶ月後では、溶融亜鉛メッキボルトに赤サビが発生し、ボルトの腐食が認められますが、SUS無処理ボルト、Gコート処理ボルトには腐食が認めらない。 ブスバーについては溶融亜鉛メッキボルトおよびSUS無処理ボルトを使用しているアルミブスバーに電食による腐食が認められるが、Gコート処理ボルト使用品には、腐食が認められない。 Bは、塩水噴霧試験後3ヵ月後の外観状況ですが、溶融亜鉛メッキボルトの腐食がさらに進み、ボルト全体に赤サビが発生している。 SUS無処理ボルトのねじ部にわずかに赤サビの発生が認められますが、Gコート処理ボルトは、サビの発生が認められません。 ブスバーの外観状況については後述の解体後で述べますが、溶融亜鉛メッキボルトおよびSUS無処理ボルトを使用しているアルミブスバーが電食により腐食している。 Gコート処理したアルミブスバーには、電食による腐食は認められません。 |
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解体後の外観状況 (画像へ) Cに塩水噴霧試験3ヵ月後のブスバーを解体した外観状況を示します。 Cに示すようにアルミブスバーとアルミブスバーの組合せでGコート処理したボルトで固定したブスバーは、塩水噴霧3ヵ月経過してもほとんど腐食されておらず、金属光沢が残っている。 それと比較しアルミブスバーとアルミブスバーの組合せで溶融亜鉛メッキボルト、およびSUS無処理ボルトで固定したブスバーは平ワッシャー外端部付近で電食による腐食がみられる。 またアルミブスバーと銅ブスバーの組合せではいずれのボルトで固定したアルミブスバーの腐食程度は、溶融亜鉛メッキボルト、SUS無処理ボルトに比べ明らかに腐食の程度が少ない。 これはアルミブスバーとアルミブスバーの組合せと同様に、Gコート処理ボルトの効果がでているものと考えます。 銅の影響により直接銅ブスバーに接触していない部分にも、電食による腐食が生じているのは、塩水噴霧試験の触媒の電気抵抗が低いためであり、雨水等の自然環境化では、電食による腐食範囲は縮小されるものと考えます。 以上の結果、従来の溶融亜鉛メッキボルト、SUS無処理ボルトに比べ、Gコート処理したボルトを使用したブスバーは、長期間の使用に耐えられるものと考えます。 |